風邪を引いて5日目。

体調不良ピークは越したが、未だ7合目下山中の不完全体である私は、今日も会社を休めずにいる。
もちろん、仕事があるから等という高尚な理由ではなく、2月にしてすでに有給が残り少ないからという、ある意味正当性がある理由からである。

嗚呼、こんなことなら無意味にこの間休むんじゃなかった・・・。
2月3日(火)、用事があったわけでも体調不良だったわけでもないにも関わらず、私はついつい前日の夜更かしから、朝起きたときふと思ったのである。

「今日休まなくて、いつ休むんだ!! 
・・・トゥルルルル トゥルルル・・・カチャ
『もしも・・・』
『課長!体調不良で休みます!』ブチッ
・・・・ぐー。」

どこの世界に、こんな元気に体調不良を宣言する人間がいるだろう。
ある意味体調不良には間違いないが、これしきのこと世の大半の人間は当たり前のごとく仕事に行っているわけで、代休を使いたくても使えない人間には殴られること必死だ。

しかし私にとって、もちろんこんな光景は初めてのことではない。

確かに私も年中夢うつつ状態で仕事をしているといえるが、休む程となると、よくあるパターンとして、やはり週末からのオール(漫画や撮り貯めしている娯楽番組、またはPSを朝までする(見る)こと)癖が抜けきらないことが原因だといえる。

そしてその翌日はもちろんこれが最良な裁量だと、自己満足の世界に浸りながら夢の世界に移行するわけだが、後悔の念に苛まれるのは当たり前だが本当に有給を使いたいと思ったときである。

ズル休み(死語?)翌日、有給届を総務課に提出する時も
「うんうん、これはこれでよかったのよ。
だってあのまま会社に行ったって、きっと不機嫌丸出しで、化けの皮が剥がれる猫被っていられなかったもの!
ナイス判断!ナイス私!」
と、内心気が付いているにも関わらず、できるだけ違う方向に意識を向けて、後悔なんてしてないしてないと自分に言い聞かせているのである。

だがしかし本当に有給を使いたいと思っている時は、もちろん有給の残り日数を直視することになるわけで、空中にお花畑が見える等と現実逃避するわけにはいかない。
もちろんそれは今、というかだるさ加減&鼻水のまさしくツインピークスのピークである昨日だったわけであるが、「いつ休むんだ!」って・・・
昨日だよっ!!

しかし体調が悪いことをアピールするまでもなく、周囲の人間に気付かれていたため、親切心からか昨日は私にはあまり仕事が回って来なかった。
あまりというか、AM9:00〜PM6:00の間、実際にしたことと言えば手紙の宛名書き一通だけである。

しかし面白くない時は時間が立つのが遅いというお約束通り、座っているのもえらい状態だというのに、私にとっては思わぬスローペースで時が流れ、親切心というか逆に

「お前そんな体で会社くんじゃねーよ。移したらただじゃおかねぇからな!」

と思ってるんじゃないかという程の苦痛を味あわされたのである。

光陰矢のごとし。
今現在、
「あ、途中で落し物しちゃった☆」
といわんばかりに8合目に逆戻りしつつある私は、ただただ時が早く経てば良いのにと願うばかりである。

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先週7〜14日までの間、らしくなく恋愛について、嫌というほど考えさせられる出来事があった。

恋愛について真剣に考えるのが不得手な私は、本当に死人も同然の状態で、そのお陰で体調を崩す羽目にもなったわけだが。

次回はそれについて書けたら・・・。

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